FXGTのスプレッド・手数料一覧と他社比較|広いのか徹底検証

FXGTのスプレッド・手数料一覧と他社比較|広いのか徹底検証

FXGTのスプレッドは、全体的に見れば海外FX業者の中でも平均的な水準ですが、仮想通貨やゴールドなど一部の銘柄では業界でも狭い水準です。

特にCrypto Max口座では、ビットコインやイーサリアムなどを低コストで取引できるため、仮想通貨FXを重視するトレーダーに最適です。

また、6種類の口座タイプを用意しており、スキャルピングやデイトレードなど取引スタイルに応じた最適な環境を選べるのも魅力です。

ここでは、FXGTのスプレッドの特徴や銘柄事のスプレッド一覧、更に他社との比較や注意点についても詳しく解説していきます。

目次

FXGTのスプレッドの特徴

FXGTのスプレッドは、取引コストの安さと透明性を両立した設計です。ここでは、6種類の口座タイプを中心に、スプレッドの構造と特徴をわかりやすくまとめました。

口座タイプによってスプレッドと手数料が異なる

FXGTは6種類の口座タイプを提供しており、スプレッドや取引手数料がそれぞれ異なります。取引コストを比較した結果がこちらです。

口座タイプ取引手数料(往復)平均スプレッド(USDJPY)特徴
ミニ口座無料約1.8pipsボーナス対象・初心者向け
スタンダード口座無料約1.5pips汎用性が高く、安定した取引環境
Crypto Max口座無料仮想通貨専用BTC/ETHなど暗号資産取引用
PRO口座無料約0.9pips低コストでスキャルにも最適
Optimus口座無料約1.2pips中級者〜上級者向けバランス型
ECN Zero口座6ドル最小0.0pips最狭スプレッド・上級者向け
FXGTの口座タイプ別スプレッド・手数料比較一覧

コスト重視ならPRO・ECN Zero口座、ボーナス重視ならミニ・スタンダード・Crypto Max口座がおすすめです。取引スタイルに合わせて口座を選ぶことが、スプレッドコストを最小化する鍵です。

仮想通貨FXのスプレッドが業界トップクラスに狭い

FXGTは仮想通貨のスプレッドが極めて狭く、Crypto Max口座を中心に高レバレッジ(最大1,000倍)で取引できます。主要業者との比較を見てみましょう。

銘柄FXGT (Crypto Max)XM (KIWAMI口座)TitanFX (スタンダード)
BTCUSD(ビットコイン)約22pips約53pips約426pips
ETHUSD(イーサリアム)約2.9pips約3.6pips約76pips
主要仮想通貨スプレッド比較(2025年時点)

他社の数分の一のスプレッド幅により、FXGTは仮想通貨FXにおける取引コスト最小化で優位に立っています。ボーナスを活用すれば、自己資金が少なくても大きなポジションで取引が可能です。

透明性の高いDMA+変動スプレッド方式

FXGTは、DMA(Direct Market Access)方式による変動スプレッド制を採用しています。市場の流動性に応じてスプレッドが変化し、常に公正でリアルタイムなレートが提示されます。

スプレッドが変動しやすい時間帯・条件の目安
  • 取引が活発な時間帯(22時〜翌2時) → スプレッドが最も狭い
  • 早朝(5〜8時) → 市場参加者が少なくスプレッドが拡大しやすい
  • 経済指標・要人発言時 → 一時的にスプレッドが急拡大する場合あり

変動スプレッドは常に動いているため、特に短期トレーダーは時間帯を意識することが重要です。ロンドン〜NY時間に取引することで最も安定したスプレッドを活用できます。

FXGTのスプレッド・手数料一覧

FXGTの通貨ペア・貴金属・エネルギー・仮想通貨・株価指数などのスプレッド・手数料について解説していきます。

FXGT通貨ペアのスプレッド・手数料

FXGTの通貨ペアは、メジャー通貨ペア・マイナー通貨ペア・エキゾチック通貨ペアの3カテゴリーに分かれています。メジャー通貨ペアは流動性が高くスプレッドが狭く、マイナー通貨ペアはボラティリティがやや高め、エキゾチック通貨ペアは変動が大きく上級者向けの銘柄が多いのが特徴です。

メジャー通貨ペア

FXGTのメジャー通貨ペアは取引量が非常に多く、Zero口座ではEURUSDが最小0.0pips、USDJPYも0.2pipsという極狭スプレッドを実現。どの時間帯でも安定しており、デイトレードやスキャルピングにも適しています。

通貨ペアミニ口座スタンダードOptimusPROECN Zero
【手数料6ドル】
USDJPY(ドル/円)1.91.81.30.80.2
EURUSD(ユーロ/ドル)1.81.61.00.70.1
EURJPY(ユーロ/円)2.22.11.71.71.0
GBPUSD(ポンド/ドル)2.01.71.20.80.2
GBPJPY(ポンド/円)2.82.72.01.71.1
AUDUSD(豪ドル/ドル)2.22.01.41.30.5
AUDJPY(豪ドル/円)1.81.61.31.10.2
EURGBP(ユーロ/ポンド)1.91.61.20.80.3
EURAUD(ユーロ/豪ドル)2.82.52.31.71.2
GBPAUD(ポンド/豪ドル)2.92.62.31.81.2
FXGTメジャー通貨ペアのスプレッド一覧

メジャー通貨ペアは全体的にスプレッドが安定しており、特にZero口座では取引コストを極限まで抑えられます。初心者から上級者まで、まずは主要ペアでスプレッド感を掴んでみましょう。

マイナー通貨ペア

マイナー通貨ペアは、円・ユーロ・ポンド・オージー・カナダ・スイス・NZなどの組み合わせが中心です。FXGTでは流動性の高いクロス円からマイナー同士の組み合わせまで網羅しており、トレードの幅を広げたい中級者におすすめです。

通貨ペアミニスタンダードOptimusPROECN Zero
【手数料6ドル】
EURCAD2.82.52.01.81.3
GBPCAD2.72.62.41.70.8
AUDCAD1.61.41.21.00.5
NZDJPY2.22.11.51.20.3
NZDCAD2.92.01.61.40.4
CHFJPY3.22.82.72.21.2
AUDCHF1.91.61.11.00.4
NZDCHF3.93.22.52.31.2
AUDNZD2.01.91.71.50.8
EURNZD2.92.82.01.91.3
GBPNZD2.02.41.92.21.0
GBPCHF2.72.62.52.01.0
CADJPY3.63.43.23.01.4
CADCHF2.01.91.71.30.8
FXGTマイナー通貨ペアのスプレッド一覧

マイナー通貨ペアはスプレッドがやや広めですが、トレンドが明確な相場では大きな値幅を狙えます。ボラティリティを味方にして戦略的に活用しましょう。

エキゾチック通貨ペア

エキゾチック通貨ペアは流動性が低くスプレッドが広めですが、経済変動や金利差を活かしたトレードを狙う投資家に人気です。FXGTでは新興国通貨を中心に26銘柄を提供しています。

通貨ペアミニスタンダードOptimusPROECN Zero
【手数料6ドル】
EURDKK24.021.417.616.314.5
EURHUF66.066.027.020.314.3
EURNOK170.0165.075.061.749.9
EURPLN47.847.547.144.336.6
EURSEK15.915.215.011.810.2
EURTRY1172.8862.0860.0855.8850.0
USDCNH27.827.426.225.624.1
USDCZK14.114.914.514.111.8
USDDKK38.938.738.033.627.2
USDHKD19.819.318.212.910.9
USDHUF29.833.431.527.223.9
USDMXN99.799.699.480.876.9
USDNOK155.3150.3148.5136.0123.3
USDPLN31.130.730.026.718.7
USDSEK62.862.259.252.547.0
USDSGD19.519.018.317.716.7
USDTRY1682.01580.0635.0448.2408.2
USDZAR126.0125.0113.7112.982.7
TRYJPY10.410.09.48.78.5
DKKNOK10.610.38.38.13.5
AUDSGD8.17.27.06.70.7
CHFDKK34.133.532.732.515.9
CHFSGD13.913.112.912.61.2
DKKSEK10.810.39.79.55.5
DKKZAR23.423.022.722.58.1
FXGTエキゾチック通貨ペアのスプレッド一覧

エキゾチック通貨ペアはスプレッドが広めな一方で、金利差やボラティリティを活かした中長期トレードで狙いを定めることも可能です。値動きの大きさを理解したうえで、リスクを調整しながら取引しましょう。

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貴金属のスプレッド・手数料

FXGTでは、金(XAUUSD)と銀(XAGUSD)といった代表的な貴金属CFDを取り扱っています。いずれも変動制スプレッドで、市場のボラティリティに応じてレートがリアルタイムに変化します。特にゴールドは取引量が多く、世界中のトレーダーに利用されている人気銘柄です。

銘柄ミニ口座スタンダードOptimusPROECN Zero
【手数料5ドル】
XAUUSD(金/米ドル)3023221525
XAGUSD(銀/米ドル)4525312222
FXGT貴金属CFD(ゴールド・シルバー)のスプレッド一覧

ゴールドは1日の値動きが大きく、短期トレードとスイングトレードのどちらにも適しています。スプレッドが比較的狭いPRO口座がおすすめです。

エネルギーのスプレッド・手数料

FXGTでは、WTI原油(USOil)、ブレント原油(UKOil)、天然ガス(NGAS)といったエネルギーCFDも取引可能です。エネルギー市場は地政学リスクや需給バランスの変化に敏感で、短期間でも大きな値動きが発生するのが特徴です。各口座タイプごとの最小スプレッドは以下の通りです。

銘柄ミニ口座スタンダードOptimusPROECN Zero
【手数料6ドル】
USOil(WTI原油/米ドル)154431
UKOil(ブレント原油/米ドル)115754
NGAS(天然ガス/米ドル)3757362525
FXGTエネルギーCFD(原油・天然ガス)のスプレッド一覧

原油や天然ガスは流動性が高い一方、ニュースや在庫発表の影響を強く受けます。取引コストを抑えつつ安定した価格帯を狙うなら、ECN Zero口座やPRO口座を中心に活用しましょう。

仮想通貨CFDのスプレッド・手数料

FXGTでは、ビットコインやイーサリアムなどの主要仮想通貨に加え、独自のシンセティックペア(合成資産)、暗号資産インデックス「GTi12」、DeFiトークン、NFT関連銘柄まで幅広く取引可能です。以下では、それぞれのカテゴリー別に最小スプレッドを紹介します。

メジャー仮想通貨ペア

FXGTのメジャー仮想通貨ペアは、BTC・ETH・XRP・LTC・ADAなどの人気通貨を中心に構成されています。Crypto Max口座では高いレバレッジと安定したスプレッド環境が提供され、短期トレードにも最適です。

通貨ペアミニスタンダードOptimusCrypto MaxPROECN Zero
【手数料0.04%】
BTCUSD6087.06045.043146045.03879.01352.0
BTCJPY10030.09801.075219801.06469.02079.0
ETHUSD252.0248.0160128.0
ETHJPY424.0417.0283417.0244.064.0
XRPUSD1038.0984.0694984.0532.0126.0
XRPJPY1967.01930.011641930.0919.0192.0
LTCUSD161.0159.0129159.0125.062.0
LTCJPY28.027.02527.021.011.0
ADAUSD5307.05283.07005283.0311.0
ADAJPY8733.08697.014178697.03701.02866.0
FXGTメジャー仮想通貨ペアのスプレッド一覧

メジャー通貨ペアはボラティリティが高く、スプレッドの変動幅も広い傾向があります。流動性が高い時間帯を狙って取引コストを抑えるのがポイントです。

シンセティックペア

FXGT独自のシンセティックペアは、ビットコインと金・株価指数・原油・個別株などを組み合わせた合成銘柄です。市場間の相関を利用した新しいトレード手法を提供しており、分散投資の一環としても人気です。

通貨ペアスタンダードCrypto MaxPROECN Zero
【手数料0.1%】
BTCXAU(ビットコイン/金)1990019900162002019
BTCXAG(ビットコイン/銀)278110278110199800211050
BTCUSO(ビットコイン/原油)46012460124501019370
BTCSPX(ビットコイン/S&P500)9400940072001900
BTCNAS(ビットコイン/ナスダック)7420742065001800
BTCDOW(ビットコイン/ダウ平均)155015508263
BTCAMZ(ビットコイン/アマゾン)1479800147980013550001310000
BTCAPL(ビットコイン/アップル)89897677
BTCMET(ビットコイン/メタ)322321322321194320211500
FXGTシンセティックペア(合成銘柄)のスプレッド一覧

シンセティックペアは、従来のFXでは得られない市場間の値動きを狙える点が魅力です。相関関係を意識して、リスク分散の一環として活用しましょう。

GTi12

GTi12は、FXGT独自開発の仮想通貨インデックスで、12種類の主要暗号資産を加重平均した総合指標です。全口座共通の取引条件で、仮想通貨市場全体の動きを1銘柄で追えるのが特徴です。

銘柄全口座共通スプレッド
GTi120.1 USD
FXGT GTi12インデックスのスプレッド一覧

GTi12は個別銘柄よりも変動が穏やかで、仮想通貨市場全体のトレンドを把握したいトレーダーに最適です。

DeFiトークン

DeFiトークンは、ブロックチェーン上の分散型金融サービスを支えるプロジェクトの通貨群です。FXGTでは最大レバレッジ50倍で、以下の9銘柄が取引可能です。

通貨ペアPRO口座
LNKUSD(チェーンリンク)42.0
ZRXUSD(ゼロエックス)7.0
UNIUSD(ユニスワップ)84.0
SNXUSD(シンセティックス)46.0
AAVUSD(アーベ)6182.0
COMUSD(コンパウンド)3466.0
POLUSD(ポリゴン)231893.0
FXGT DeFiトークンのスプレッド一覧

DeFiトークンは値動きが大きいため、短期的な急変動に注意しながら分割エントリーでリスクを調整しましょう。

NFTトークン

NFTトークンは、デジタルアートやメタバース関連のプロジェクトに紐づいた暗号資産です。FXGTでは5銘柄を取り扱っており、いずれもPRO口座で取引可能です。

銘柄PRO口座
CHZUSD(チリーズ)37192.0
ENJUSD(エンジンコイン)92665.0
DGBUSD(デジバイト)7150.0
THTUSD(シータ)72.0
MANUSD(マナ)231893.0
FXGT NFT関連トークンのスプレッド一覧

NFT関連トークンは話題性が高く、急激なボラティリティ変動が起きやすい銘柄です。価格変動リスクを考慮しつつ、ニュースやトレンドを活かしてエントリーのタイミングを見極めましょう。

株価指数のスプレッド

FXGTでは、Crypto Max口座を除く4種類の口座タイプで株価指数CFDを取引できます。ダウ平均(US30)やS&P500(US500)など世界主要11銘柄をカバーし、ECN Zero口座ではJP225を除く8銘柄で最小ゼロスプレッド(0.0pips)を提供。ただし、同口座では1ロットあたり往復6USDの手数料が発生するため、実質コストを重視する場合はPROまたはスタンダード口座が最適です。

銘柄ミニ口座スタンダードOptimusPROECN Zero
【手数料3ドル】
US30(米国ダウ平均株式30指数)28023019213480
US100(米国ナスダック株式100指数)19012215610976
US500(米国S&P500)5050574035
JP225(日経225)136642
UK100(イギリス株式100指数)270240315220100
GER40(ドイツ株式40指数)270240315220100
FRA40(フランス株式40指数)395362488341202
AUD200(豪州株式200指数)22022017912580
USI(米国株式指数)250144125
SVI(シリコンバレー指数)392925
AII(AI指数)371715
FXGT株価指数CFDのスプレッド一覧

株価指数CFDは、世界経済全体のトレンドを捉える上で有効な指標です。短期での値動きを狙うならナスダックや日経225、安定的な値動きを重視するならS&P500やダウ平均を中心に取引しましょう。

株式CFDのスプレッド・手数料

FXGTでは、米国主要企業の株式CFDを最大レバレッジ50倍で取引できます。

ミニ口座では11銘柄、スタンダード・Optimus・PRO・ECN Zero口座では50銘柄の株式をカバー。すべての口座タイプでスプレッド条件は共通で、ECN Zero口座でも取引手数料は発生しません。

取引サイズは1ロット=100株で、スプレッド表記はMT4/MT5のポイント単位です。

銘柄ミニ口座スタンダードOptimusPROECN Zero
#AAPL(APPLE)8686418686
#AMZN(Amazon.com Inc)75751267575
#MSFT(Microsoft Corporation)1010311010
#TSLA(Tesla Motors)391323939
#META(Meta Platforms)61806161
#GOOGL(Alphabet Inc)771027777
#NFLX(Netflix)237222323
#MCD(McDonald’s Corporation)312833131
#JNJ(Johnson & Johnson)3030493030
#V(Visa Inc)10191010
#NVDA(NVIDIA)61346161
#AIG(American International Group)49604949
#AXP(American Express Company)36303636
#BAC(Bank of America)35593535
#C(Citigroup)282892828
#DIS(Walt Disney Company)32443232
#KO(Coca-Cola Company)36893636
#PYPL(PayPal Holdings, Inc.)31533131
#PFE(Pfizer Inc)30673030
#SBUX(Starbucks Corporation)52605252
#ORCL(Oracle Corporation)20542020
#INTC(Intel Corporation)23542323
#GE(General Electric)57895757
#XOM(ExxonMobil Corporation)41794141
#WMT(Walmart Stores Inc.)1161111
FXGT株式CFDのスプレッド一覧

株式CFDは、企業業績やニュースに大きく影響を受けるため、ファンダメンタル分析とテクニカル分析を組み合わせることが重要です。特に米国主要株はボラティリティが高く、決算発表前後のスプレッド拡大にも注意しましょう。

例:Amazon(#AMZN)の株式CFDを1ロット(100株)取引した場合、最小スプレッドが75ポイント(0.75USD)の場合、取引コストは0.75USD × 100株 = 75USD となります。株価の変動幅が大きい銘柄のため、エントリーのタイミングとスプレッド拡大リスクを意識して取引しましょう。

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FXGTのスプレッド・手数料を他社と比較

ここでは、FXGTのスプレッドを他の主要海外FX業者と比較します。

対象となる通貨ペアは「USDJPY」「EURUSD」「EURJPY」「XAUUSD(金)」の4銘柄。比較対象は、XMTrading、IS6FX、HFM、Vantage、TitanFXの5社です。

FXGTのSTP口座・ECN口座それぞれのスプレッド水準と、取引手数料を分けて分析していきます。

STP口座のスプレッドを他社と比較

まずはFXGTのSTP(標準口座)と、XM・IS6FX・HFM・Vantage・TitanFXのスタンダード口座におけるスプレッドを比較します。一般的にSTP口座は手数料無料で、スプレッドが広めに設定されている代わりに取引コストがわかりやすいのが特徴です。

海外FX業者USDJPYEURUSDEURJPYXAUUSD(金)
FXGT1.91.82.52.8
XMTrading2.01.62.43.9
IS6FX1.81.62.33.5
HFM1.71.62.13.0
Vantage1.71.83.03.4
TitanFX1.51.21.82.7
FXGTと主要海外FX業者のSTP口座スプレッド比較

FXGTのSTP口座は、ドル円・ユーロドルともに平均的な水準で、ゴールド(XAUUSD)ではやや広めの設定です。

クロス円中心の取引ではTitanFXの方が若干有利ですが、ボーナスや取引通貨の豊富さを考慮するとFXGTも総合的に競争力があります。初心者はまずSTP口座でスプレッド感をつかみ、安定した取引環境を体験してみましょう。

ECN口座のスプレッドを他社と比較

次に、FXGTのECN(Zero)口座と他社の上級者向け低スプレッド口座を比較します。ECN口座は取引手数料が別途発生しますが、その分スプレッドが非常に狭く、スキャルピングトレードに最適な環境です。

海外FX業者USDJPYEURUSDEURJPYXAUUSD(金)
FXGT0.20.11.04.8
XMTrading(ZERO口座)0.10.11.42.1
IS6FX(PRO口座)0.30.21.13.6
HFM(ZERO口座)0.20.21.02.9
Vantage(RAW ECN)0.50.11.53.4
TitanFX(Blade口座)0.30.20.82.5
FXGTと主要海外FX業者のECN口座スプレッド比較

FXGTのECN口座は、ドルストレートペアで非常に競争力のあるスプレッドを提供しています。ユーロドルでは最小0.1pipsと、TitanFXやVantageに引けを取らない水準です。

ゴールドのスプレッドはやや広めですが、安定した約定力と透明性の高いNDD ECN方式により、実効コストは十分に抑えられています。短期売買を重視するトレーダーには最適な環境と言えるでしょう。

取引手数料を他社と比較

最後に、各社ECN口座の取引手数料を比較します。スプレッドが狭くても手数料が高ければ実質コストは増加するため、「スプレッド+手数料」でトータルコストを判断することが重要です。

海外FX業者取引手数料(1ロット往復)
FXGT(ECN Zero口座)為替:6ドル/金属:5ドル/仮想通貨:0.1%
XMTrading(Zero口座)10ドル
IS6FX(PRO口座)14ドル
HFM(Zero口座)6ドル
Vantage(RAW ECN)6ドル
TitanFX(Blade口座)7ドル
FXGTと主要海外FX業者の取引手数料比較

FXGTのECN口座は、往復6ドルと他社と比べても非常に良心的な水準です。

XMの10ドルやTitanFXの7ドルと比較しても、取引コストを抑えやすい点が強みといえます。

特に複数ロットを扱う中上級者にとって、1ドル単位の差は長期的なコスト削減につながります。

実質コストを重視するなら、FXGTのECN口座が有力な選択肢です。

FXGTのスプレッドは広いのか徹底検証

結論から言うと、STP(標準)口座は平均~やや広め、ECN(Zero)口座は主要通貨で競争力が高いという評価に落ち着きます。

FXGTのスプレッドが広がる時間帯

スプレッド拡大は「流動性の谷」と「イベント集中」に連動します。下表を目安に、薄商い帯と指標前後を避けることで実効コストを平準化できます。

時間帯 / 局面(JST)主な影響銘柄よくある挙動
早朝5:00〜6:30(NY引け〜東京序盤)FX全般・金・原油板が薄く一時的に拡大
週明け月曜オープン直後FX・仮想通貨以外ギャップ&スプレッド拡大
主要指標30分前〜発表直後USD系・金・指数瞬間拡大と乱高下
祝日・短縮取引金・指数・原油流動性低下で不安定
仮想通貨の週末深夜帯BTC/ETHなど板が薄くスプレッド変動
スプレッドが広がりやすい時間帯と対策

短期トレードでは、ロンドン〜NY重複(22:00〜2:00)中心に稼働し、イベント帯は回避またはロットを落として臨みましょう。

FXGTのスプレッドが広いと言われている理由

FXGTのスプレッドが広いと言われている理由をまとめました。

スプレッドが広いと言われている理由
  • STP設計の性質:手数料無料の代わりに、スプレッドでコストを回収する設計。短期では「広い」と感じやすい。
  • 銘柄特性の差:XAUUSDや一部クロス円は、急変や指標時に拡大しやすく、平均で見ると見劣りしやすい。
  • 流動性の谷:早朝・週明け・休日など板が薄くなり、相対的に拡大が目立つ。
  • 他社の“スプレッド特化”口座との比較:TitanFXなど極狭スプレッド路線の業者と比べると、平均では若干劣る場面がある。
  • ボーナス重視の施策配分等により、純スプレッド特化に振り切っていないという受け止めが一部にある。

とはいえECN口座の主要通貨やCrypto MaxのBTCは十分に競争力があり、銘柄選定と時間帯管理で実効コストは大きく改善しています。

FXGTと他社のスプレッドを比較して分かったおすすめの銘柄

これまでの表・比較から、「口座タイプ×銘柄×時間帯」で相性の良かった組み合わせを抽出しました。以下はコストと扱いやすさのバランスを重視した実践向けの推奨リストです。

口座タイプ推奨銘柄推奨理由
ECN ZeroEURUSD / USDJPY最小0.1〜0.2pips級で他社と互角以上。短期に最適。
ECN ZeroEURJPY実用十分な狭さ。
Crypto MaxBTCUSD / BTCJPYBTCJPY含め相対的に狭い。
PRO / スタンダードUS500 / JP225安定的でコストも把握しやすい。日常の主戦に。
ECN ZeroUSOil最小1(ポイント表記)で短期も狙える。
スタンダードXAUUSD他社と比較しても狭い。
FXGTでコスト面から見た推奨組み合わせ

まずはECN ZeroのEURUSD/USDJPYで板の厚い時間帯(ロンドン〜NY)に的を絞り、Crypto MaxでBTCをサブに回す二軸構成がおすすめです。指標・在庫・要人発言の直前直後はロットを落として、実効コストを最小化していきましょう。

FXGTのスプレッドに関する注意点

FXGTのスプレッドに関する注意点について解説していきます。

スプレッドは広めだが、ボーナスがその分充実している

FXGTのミニ口座・スタンダード口座・Crypto Max口座は、他社に比べてややスプレッドが広めに設定されています。

これは「ボーナス重視型」の設計によるもので、トレーダーへの還元をスプレッドではなくボーナスクレジットで行っているためです。

実際、FXGTでは新規口座開設ボーナスや入金100%ボーナスなど、他社よりも高頻度で大型キャンペーンが開催されています。

そのため、ボーナス資金を活用して「実質的な証拠金を増やしつつトレードする」初心者や中期保有型のトレーダーには最適です。

反対に、スプレッドコストを最優先するスキャルパーは、PRO口座やECN Zero口座を活用すると良いでしょう。

仮想通貨ではマーケットデプス(板厚変動)が採用されている

FXGTのCrypto Max口座では、仮想通貨取引に「マーケットデプス(Market Depth)」が採用されています。これは、取引ロットが大きくなるほどスプレッドが広がりやすくなる仕組みで、板の厚みに応じてコストが変動します。

そのため、BTCUSDやETHJPYなどを大ロットで取引すると実効スプレッドが拡大することがあります。

複数の小ロットに分けてエントリーしたり、口座を分散してポジションを保有することでスプレッド拡大を抑えられます。

特に週末や深夜は流動性が低下しやすいため、マーケットデプスの影響をより受けやすい点に注意しましょう。

スキャルピング・EAは全面的に許可されている

FXGTは公式にスキャルピングや自動売買(EA)を認めている数少ない海外FX業者です。公式サイトにも明記されており、短時間での利確・決済や、EAを用いた高頻度トレードも問題ありません。

ただし、STP口座ではスプレッドがやや広いため、数pips単位で利益を積み上げるスキャルピングでは不利になるケースもあります。

実際にスキャルピングを行う場合は、取引コストが最も安いPRO口座またはECN Zero口座を選びましょう。

仮想通貨FXのスキャルピングは業界内でも高い評価を得ており、特にBTCJPYの約定スピードと安定性は優秀です。

取引時間帯とロットサイズでスプレッドは変動する

FXGTのスプレッドは時間帯や取引量によって変化します。特にロンドン〜NY市場が重なる22時〜翌2時(冬時間)は流動性が最も高く、スプレッドが狭まりやすい時間帯です。逆に、早朝5〜7時のような薄商いの時間帯はスプレッドが広がる傾向があります。

また、1回あたりのロットサイズを増やすと、NDD方式特有のスプレッド変動が起こりやすくなります。大口取引をする場合は、複数ポジションに分割することでスプレッドの拡大を防ぎ、より安定した価格でエントリーできます。

FXGTでは「時間帯」「口座タイプ」「ロット数」の3要素を意識してトレードすれば、スプレッドコストを最小限に抑えることが可能です。

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FXGTのスプレッドに関するよくある質問(FAQ)

FXGTのスプレッドは固定ですか?

FXGTのスプレッドは固定制ではなく、変動スプレッド制(NDD方式)です。市場の流動性やボラティリティに応じてリアルタイムで変化します。早朝・指標発表時などは一時的にスプレッドが広がることがありますが、透明性の高い価格配信が行われています。

FXGTでスプレッドが狭い通貨ペアはどれですか?

FXGTでスプレッドが狭い通貨ペアは、USDJPY・EURUSD・EURJPYなどのメジャー通貨です。特にECN Zero口座では最小0.1〜0.2pipsと業界でも最狭クラス。流動性が高いロンドン〜NY時間帯を狙えば、より安定したスプレッドで取引できます。

FXGTのゴールド(XAUUSD)のスプレッドはどのくらいですか?

ゴールド(XAUUSD)は、スタンダード口座で約3.0pips、PRO口座で約2.0pips、ECN Zero口座では1.5pips+手数料となっています。価格変動が大きいため、雇用統計や米CPIなどの指標発表時には一時的にスプレッドが広がる傾向があります。

FXGTのビットコイン(BTCUSD)のスプレッドはどれくらいですか?

Crypto Max口座でのBTCUSDのスプレッドはおよそ150pips前後。GMOコインやDMMビットコインよりも狭く、業界でもトップクラスの水準です。仮想通貨専用サーバーを採用しており、週末でも取引可能ですが、流動性の低い時間帯はスプレッドが変動しやすい点に注意しましょう。

FXGTの取引手数料はいくらですか?

FXGTの取引手数料は口座タイプによって異なります。ECN Zero口座では為替が往復6ドル(約0.6pips)、貴金属は往復5ドル、株価指数は往復4ドル、仮想通貨は取引額の0.1%です。スタンダード・PRO・Crypto Max口座は手数料無料で取引できます。

FXGTのスプレッドが広がる時間帯はありますか?

スプレッドが広がりやすいのは、早朝5時〜7時台重要経済指標の発表時です。この時間帯は市場参加者が減少し、流動性が低下するためです。反対に、22時〜翌2時(ロンドン〜NY重複時間)はスプレッドが最も狭く、短期トレードに適しています。

FXGTでスキャルピングをするならどの口座がおすすめですか?

スキャルピングをするならPRO口座ECN Zero口座がおすすめです。PRO口座は手数料無料で、トータルコストを抑えられます。ECN Zero口座はスプレッドが極端に狭く、1ロットあたり6ドルの手数料を支払っても短期売買では有利です。

スプレッドを日本円で計算する方法はありますか?

スプレッドの円換算は次の式で求められます。
取引数量 × 0.0001 × 為替レート × スプレッド = コスト(円)
例:USDJPYを1ロット(10万通貨)で130円・1.0pipsのスプレッドで取引した場合、100,000×0.0001×130×1.0=1,300円が実際のコストになります。

FXGTスプレッドまとめ

FXGTのスプレッドは、全体的に「平均的〜やや広い」水準です。STP方式のミニ口座・スタンダード口座ではボーナス重視の設計により若干広めですが、PRO口座やECN Zero口座では業界最狭クラスのスプレッドを実現。

ドル円・ユーロドル・ゴールドなど主要銘柄は十分に競争力があり、仮想通貨ではCrypto Max口座が特に優秀です。

時間帯によって変動するため、流動性の高いロンドン〜NY市場(22時〜翌2時)の取引が最も有利です。

短期トレーダーはPRO・ECN口座、ボーナスを活用した中長期運用ならスタンダード口座がおすすめです。

全体として、FXGTはバランスの取れたスプレッド環境を備えた総合型海外FX業者といえます。

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この記事を書いた人

海外FXの港編集部は、海外FXブローカーに関する情報を専門に発信する独立メディアです。実際に複数の海外FX業者を利用し、IBパートナーや公式担当者との直接連携を通じて、信頼性の高い最新情報を収集しています。

また、金融ライセンス情報や各国の規制動向、金融庁・消費者庁などの公的機関が発信する情報を参照し、正確性・透明性・公平性のある記事制作を心がけています。

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